• 専門看護師など、現代ニーズに応える高度な看護を提供できる人材を育成

所在地

本学キャンパス
〒607-8175 京都府京都市山科区大宅山田町34

問合わせ先

入学課
TEL : 075-574-4116

研究科プロフィール

 超少子高齢社会、成熟かつグローバルな社会といわれる今日のわが国の環境にあって、保健医療福祉の充実を含めた豊かな生活を人々はもとめています。看護は、健康の保持増進、疾病の予防、疾病の回復、人生の穏やかな終末や出生などのあらゆる健康レベルとライフステージにおいて役割を発揮しています。保健医療福祉チームにおける看護の役割は増大し、医療・福祉改革が急速に進んでいる今日、人々の健康のニーズに応える看護学の学問的な発展と成熟が期待されています。
 京都橘大学看護学研究科は、2008年より大学の教育理念「自立・共生・臨床の知」のもとに、人々の健康ニーズに応える高度な看護を提供できる人材を育成するために博士前期課程(修士課程)を設置し、専門看護師、高度な看護実践者・管理者・看護教育者を輩出してきました。2014年度より、さらに看護学の研究としてケアの成果を示すアウトカムリサーチを志向した研究活動を行い、社会貢献につながる看護学研究のできる博士後期課程を設置しました。医療の質改善に必要な研究能力を獲得し、多様な看護専門分野の研究者・教育者・管理者や高度な看護実践者として、新たな看護実践モデルを構築し看護学を発展させ、看護系私立大学として独自な発想の中での看護の研究基地として社会に貢献します。


教育・カリキュラム

●専門看護師(CNS)養成に対応したカリキュラム編成

 医療技術の高度化や社会のニーズの多様化・複雑化等に伴って、看護のあらゆる面においても複雑化・高度化・専門化が進む中で、看護の特定分野における卓越した看護実践能力と総合的な調整能力を有する看護職者である専門看護師(Certified Nurse Specialist:CNS)の必要性は、今後ますます必要とされています。こうした状況を受け、看護学研究科では、専門看護師教育課程を設置しています(老年看護専攻、精神看護専攻、母性看護専攻<周産期母子援助>)。

●看護管理者の養成

 看護が提供される場の多様化に伴い、従来の看護管理のあり方では対応が困難な事例も少なくありません。また、保健医療福祉を担う専門職の多様化に対し、看護の現場においては多職種の連携が必然的に求められるようになっています。こうした状況を受け、看護管理の問題を深く追究することが重要になっています。本研究科では、地域や保健医療福祉施設等で総合的な調整能力を持つ有能な看護管理者や認定看護管理者を養成します。看護管理学専攻領域を修了し、日本看護協会が定める受験資格を満たせば、認定看護管理者認定審査を受けることができます。

●看護教育者・指導的看護職者の育成

 看護系大学・大学院の増加により、看護教員の需要が増しています。さらに、看護職者における生涯教育のあり方やキャリア開発の重要性・必要性も強く指摘されているところです。こうした中で、大学院において看護に関する高度で多元的な教育・研究・実践の知識とスキルを持った人材の育成が重要になっています。このような状況を受け、本研究科では、看護基礎教育、継続教育などの生涯教育を担うことのできる看護教育者・指導的看護職者を育成します。

●看護学の国際的研究の推進と国際舞台で活躍できる人材の養成

 国際化の進展に伴い、国際的な研究者の交流や共同研究などが盛んに行われ、また看護学における国際貢献も強く要請されています。本学では、「看護異文化交流・社会連携推進センター」を開設して、海外での調査を実施し、また国際シンポジウムも開催しています。こうした実績を踏まえ、本研究科では、国際的な保健・看護活動への広く深い理解を持った人材や、海外の病院や被災地などでも活躍できる人材の育成を行います。