所在地

学校教育研究科
〒943-8512 新潟県上越市山屋敷町1

問合わせ先

入試課
TEL:025-521-3293

スーパー教師を養成するための教職大学院

 上越教育大学は、文部科学省の設置認可を受け、教員養成に特化した専門職大学院「教職大学院」を平成20年4月にスタートさせました。具体的には、本学大学院学校教育研究科に専門職学位課程(教職大学院)「教育実践高度化専攻」(教育臨床コース、教育経営コース)を設置し、既存の修士課程と併せて2つの課程で構成しています。
 本学教職大学院の修了者には、「教職修士(専門職)」の学位を授与します。また、教員免許状は、既に取得している幼稚園、小学校、中学校及び高等学校の一種免許状をもとに、専修免許状を取得できます。


特 徴

 教育実践を特徴づける「即応力」、それを支える「臨床力」と「協働力」を重視します。
 「即応力」とは、研究過程と一線を画する、まさに教育実践を特徴づけるコンセプトです。それは、刻々と変わる教育現場の状況を即時に判断し、適切に対応しながら教育実践を展開していく力です。私たちは、このような力を真に実現するためには、「臨床力」と「協働力」が不可欠であると考えました。「臨床力」とは、学問知と実践知の動的なバランスを保持する力で、実践のただ中に身を置き、学問知を用いて教育実践の記録・分析を行い、それに基づいて実践知を組み替えていく力のことです。
 「協働力」とは、教員同士はもちろん、保護者や地域の人々など、様々な人々とのつながりを持ちつつ課題を解決していく力や、人々の中に協働性を構築する力のことです。

カリキュラムの内容

●臨床的で協働的な共通科目
 ・臨床共通科目は現代的な教育課題とその課題に直結する教育理論と実践的なアプローチを網羅的に学ぶことができます。その内容は、専任教員が専門とする分野の臨床研究や実践経験から導かれた実際の事例を中心として構成されています。
 ・臨床共通科目は、「教育課程の編成及び実施に関する科目」、「教科等の実践的な指導方法に関する科目」、「生徒指導及び教育相談に関する科目」、「学級経営及び学校経営に関する科目」、「学校教育と教員の在り方に関する科目」の5科目で構成されています。これらの科目は、全て必修(5科目20単位を修得)で、1年次または2年次の前期に履修することとしています。
 ・臨床共通科目は、その呼称の通り、臨床的な性格の強いもので、これは「臨床力」を高めることを意図しています。さらに、このような共通科目においても「協働力」を高めるための配慮をしています。例えば少人数での演習を行ったり、班(5〜8人程度)毎の探求活動や発表などを行ったりしています。

●プロフェッショナル科目
 コース選択科目には前述の学校支援プロジェクト科目の他に、オールラウンドな実践力を育成する臨床共通科目に対して、特定の分野に関して深い実践力を育成するプロフェッショナル科目を用意しています。
<教育実践高度化専攻教育臨床コース>
 ・『学び合い』の授業論
 ・学習デザイン論
 ・勇気づけの学級づくり論
 ・授業と学校の改善に向けた教育調査の理論と実際
 ・国語科授業のデザインと評価
 ・算数・数学科教材開発の理論と実際
 ・教科の固有性を踏まえた算数・数学科の学習指導の理論と実際
 ・理科授業デザイン論
 ・幼小連携に基づく生活科の教科特性とその存在意義
 ・「子ども・芸術・学校」その実際と課題
 ・身体教育学演習
 ・小学校英語授業づくり論
 ・子どもを引きつける授業づくりの理論と実際
 ・道徳教育の理論と実際
 ・小学校社会科授業の基礎技法
 ・総合的な学習を中心とした教育課程論
 ・国際理解教育と外国語活動
 ・体で学ぶ一斉授業の基礎技法
 ・公立学校における宗教の取扱い
 ・教育における権利と責任
 ・協働的特別支援教育論

<教育実践高度化専攻教育経営コース>
 ・現代の教育改革とビジョン
 ・学校文化論
 ・教育公務員の服務・勤務
 ・学校教育の制度と理念
 ・学校づくりと教育課程
 ・教育経営の理論と実際
 ・教育経営総合演習
 ・教育的学校経営の基礎技法
 ・『学び合い』による学校運営論
 ・研修デザイン論
 ・効果的な学校づくり論
 ・道徳教育を核とした教育経営論
 ・言語活動を中核とした校内研究のデザイン
 ・教科主任・研究主任・指導主事の教育経営
 ・校内研修のための授業分析の理論と実際
 ・校内授業研究と運営
 ・幼小連携を核とした学校運営
 ・総合的な学習を生かした特色ある教育課程の経営
 ・特別支援教育を支える学校経営論

●学校支援プロジェクト(選択科目+実習科目)
 「選択科目」と「実習科目」についてですが、まず、学校支援プロジェクト科目(「学校支援リフレクション」と「学校支援プレゼンテーション」)と実習科目(「学校支援フィールドワーク」について述べます。これらは「学校支援プロジェクト」として互いに有機的に関連し合っています。これは本学教職大学院の特色あるカリキュラムの目玉であり、「即応力」「臨床力」「協働力」を柱とする本学独自のプロフェッショナルな教員養成を実現する中核となるものです。
 次に、学校の教育課題を解決する実習科目(「学校支援フィールドワーク」)ですが、上越教育大学教職大学院の専任教員は多様なテーマのプロジェクトを設定しています。それらは実習校の教育課題とリンクしたプロジェクトです。学生は、それらの中から1つのプロジェクトを選び、それを設定した専任教員の指導するチームに所属します。チーム毎に実習校と事前の打ち合わせを行い、各人が「学校支援フィールドワーク」(実習科目)においてどのような活動をするかを計画します。学卒院生は専任教員や現職院生の指導・助言の下に具体的な指導案づくりを行います。実習科目は実習校において随時、実習校教員・学卒院生・現職院生・専任教員との協議を行うと共に、大学において他のチームとの協議を行い、実習校の教育課題の解決に向けた計画を改善します。さらに、実習後において、実習における諸活動を省察・評価します。このような一連の活動を、「学校支援リフレクション科目」として位置づけました。

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入試の種類
一般
募集人員
専門職学位課程
教育臨床コース 40名
教育経営コース 20名
学位
教職修士(専門職)
学費
817,800円
(内入学金282,000 円)
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